良寛をイメージした昭和の銘菓
越後が生んだ偉人、良寛さまの信じられないほどの底抜けぶりを伝えた「かくれんぼ」の逸話から、人間味あふれる温かい心をお菓子に託しました。
昭和40年代の当時から人気商品
かくれんぼは、昭和40年代に生まれて当時から人気商品として親しまれてきました。
3種類あり、(マーマレード、チーズクリーム、チョコレートクリーム)を
それぞれサンドしたしっとりふあふあ食感のブッセです。
マーマレード味はグラニュー糖をまぶして焼きあげ、
マーマレードの水分から絶妙のしっとり感があります。
チーズクリーム味、チョコレートクリーム味はパウダーシュガーを
まぶして焼いているので表面の独特の模様がおいしさを演出。
チーズクリームのほんのりとした塩加減は長く愛されてきた理由です。
名前の由来と当時のラベルデザイン
子どもたちが大好きな良寛さまが、かくれんぼをして遊んでいるうちに眠ってしまい朝になってしまった微笑ましい逸話からその心温かい人間味に因んでネーミングをつけました。
40年前当時のラベルデザインは昭和から人気が高く、懐かしい雰囲気が伝わります。人気絶頂だった天地総子さんの愛のお菓子も皆さんから愛されました。
江戸時代末期の禅僧、詩人、歌人、書家 良寛について
良寛は、宝暦8年(1758)越後国出雲崎の名家に生まれた。幼名は栄蔵、町にある石井神社の神宮を務め、以南という俳人でもあった。7歳ころから中国の古典も熱心に学んだ。栄蔵22歳の時、光照寺に備中玉島(現・岡山県倉敷市)の円通寺の住職・国仙和尚が訪れた。ここで栄蔵は出家・得度し、良寛という法名を与えられる。良寛は禅僧として、諸国行脚の旅に出る。寛政8年(1796)新潟に再び戻り、47歳から国上山(現・燕市)にある国上寺の五合庵で約20年間を過ごす。その後五合庵のふもとにある乙子神社の草庵に移り住む。文政9年に国上山を離れて、島崎(現・長岡市)の名家・木村家に移住、その後貞心尼と出会い和歌を詠み晩年心温まる交流が続いた。天保2年(1831)逝く。享年74歳。
良寛は、日本を代表する詩人といわれる。良寛の書は、楷書、行書、草書、かな、手紙など和様の最高峰、日本美の極致である。良寛の俳句は百首ほどだが「たくほどは風がもてくる落葉かな」など世界的に知られる名句を詠んでいる。そのほか、子どもたちとまりつきやかくれんぼをして遊び、多くの逸話を残し、子どもから大人まで広く親しまれている。
禅、詩、歌、俳句、書、逸話などを多方面に秀でた才能からあふれる良寛の人間性は、多くの人々から敬慕され今のファンが増え続けている。
商品情報
チーズ 1個 | 180円(税込) |
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チョコ 1個 | 180円(税込) |
ママレード 1個 | 180円(税込) |
抹茶マロン 1個 | 180円(税込) |